10年という月日をあっさりと超えて、すぐさま再ブレイクを果たしたヒロミさん。
10年前干されたと言われた理由をアレコレ検証していきます!
それはパワハラだったり、スタッフと揉めたからだったりとかなり衝撃的です。
そしてヒロミさんの空白の10年間で改めて学んだこともご紹介します。
目次
ヒロミが干された本当の理由は「番組スタッフと揉めたから」
今はテレビで見ない日はないくらい売れっ子のヒロミさん。ですが、ほんの数年前までは一切テレビに出ていませんでした。その間、なんと10年。
ヒロミさんの空白の10年はどうして起こったのでしょうか?
実は、ヒロミさんは若いこともあり、スタッフと揉めたり口論になったこともあったと言います。
なんでも、収録中に切れてディレクターと取っ組み合いの喧嘩もしたんだとか。
テレビのスタッフから「もうちょっとソフトに出来ない?」「頭たたくのはどうなんだろう?」と意見されると、ヒロミさんは「そんなこと出来ない、それだったら辞めてもいい」と返しています。
スタッフと揉めると感情的になるよりも「はい、ご苦労様」とあしらったことで干されたとも話しました。ヒロミさんも突っ走ってきて疲れていた時期だと思います。
そのタイミングでレギュラー番組が終わり、年齢も40歳。
この辺りで「もういいかな」そう思ったそうです。
これがヒロミさんが一時期、芸能界を干された本当の理由です。
ヒロミが干された理由として他に挙げられているもの
ここまでに書いた上記がヒロミさんが干された理由の真実なのですが、その他、ヒロミさんが芸能界を干された理由として挙げられているものがあります。
以下それぞれ、ひとつずつ見ていきましょう。
干された理由① 堺正章がヒロミに激怒?
2014年、ヒロミさんは突如再ブレイクを果たし、いい人キャンペーンを行っていると冗談で言っていました。
そもそもヒロミさんが芸能活動を休止したのには、巨匠・堺正章さんとのある事件がきっかけだと噂されました。
ヒロミさんは大先輩であっても平気でため口を効き、失礼な言葉を放つ的なキャラクターで人気を博しました。それに対して、明石家さんまさんやタモリさんは、逆にヒロミさんを可愛がっていましたが、良く思わない先輩タレントもいたとされていました。
そして、ヒロミさんが堺正章さんを「マチャアキ」と呼んだことで、堺正章さんが激怒し芸能界を干されたと言われているんです。
ですが、そのことに関してはヒロミさんも堺正章さんも、強く否定しています。
堺正章さんに真相を尋ねたところ、「俺にそんな力があったら、もっと別に干したい人間がいる」と得笑顔でこたえたのでした。逆に、その人間は誰なのか。が気になりますね。笑
また、「若い頃からMCをばかりやっていて、いざ自分の番組が終わった時に、別の番組にどうやってゲストとして出ていいのか分からなかった」とも仰っていました。
確かにヒロミさんがひな壇という光景は見たことがありませんし、似合いませんよね。
また、「レギュラーとかめんどくせぇな、って。疲れちゃって」とも話していました。
B21スペシャルとしてデビューしてから、ヒロミさんは常に第一線で活躍してきましたし、多くの番組のMCをこなしていました。
一気にスターダムに昇ったので、逆に自身の立ち位置に戸惑っていたのかもしれません。
干された理由② 後輩やスタッフたちへの無自覚のパワハラ
ヒロミさん自身も干されていた理由を語っていますが、その中でも今ではコンプライアンスに引っかかるような、後輩やスタッフへのパワハラがあったようです。
絶頂期は週10本のレギュラー番組を持っていて、最高月収はなんと6000万円だったと言います。
若かったこともあったのか天狗になっていたとヒロミさんは仰っていました。
また、おふざけで「腹パンチ」をしていて、あの木村拓哉さんにも平気で腹パンをしていたそう。ですから、木村拓哉さんは今でもヒロミさんに会う時は、腹筋に力を入れているんだとか。
後輩へのパワハラとして有名なのがさま~ずの三村マサカズさんです。なんと三村さんはヒロミさんとの共演はNGを出しているのだとか。
その理由はもともとヒロミさんからのツッコミがきついなと感じていたことから始まりました。
そしてヒロミさんと一緒にエジプトでのロケに行った時に、現地でウサギの肉を食べた三村さんに対して「リアクションが面白くない」「上島竜ちゃんと出川にオファーしたのに、何でお前が来たの?」と言われてしまったのです。
これには、三村さんもショックを隠し切れなかった様子。
帰って来て奥さんの前で号泣し、「笑いも、暮らしも、幸せ具合も全部あの人を超える」そう決意したそうです。
だからこそのヒロミさんとの共演NGを出したのです。
当時ヒロミさんがMCで人気番組だった「ボキャブラ天国」にも、確かに三村さんのコンビは出演していませんでした。
現在は仲直りしたお二人ですが、ヒロミさんとしては三村さんを可愛がっていたつもりだったようです。
だからこそのダメだしだったり、厳しい言葉だったりなのでしょうが、それがちょっと形を変えるとパワハラになったということです。後に、このことをヒロミさんは三村マサカズさんに謝罪しています。
また、当時先輩であった林家正蔵さんに対しても、ヒロミさんは「お前」呼ばわりしていました。
林家正蔵師匠も優しい人ですから、ヒロミさんがふざけて殴ってきても笑って許してきました。
「ヒロミさんに、いじられることで笑いが生まれる。」
そう思った林家正蔵師匠は後輩であるヒロミさんについて行こう、ヒロミさんのお陰で今があると感謝しているようです。
ヒロミさんはこのことに対しては、土下座して謝っています。
ヒロミさんにしてみたら本当に笑いのためだったと思いますし、当時も今もですがそういうキャラクターなのです。
干された理由③ 年下とつるまない
ヒロミさんは面倒見は良さそうですが、年下とつるんでも得るものは何もないと思っていたそうです。
それで和田アキ子さんやビートたけしさん、所ジョージさんなど大御所と呼ばれる方々とばかりつるんでいたと言います。
それを年下のお笑いタレントなどは「年上のしかも大御所とばかりつるんでる」と映り、あまり慕っては行かなかったのです。
確かにヒロミさんは一見怖いですよね。
ですが、年下の方にも乱暴な言葉であっても愛情の感じられる接し方をしていると思います。
干された理由④ 親友の死去
ヒロミさんが干されたとされる理由の一つに、ヒロミさんと仲が良かった放送作家の吉野晃章さんが亡くなったことが挙げられます。
ヒロミさんと吉野さんは、お互いタレントと放送作家という立場で、公私ともに歩んできた仲でした。
ですが、吉野さんは2004年4月15日に白血病で死去。
当時まだ41歳という若さでした。
ヒロミさんはその死を受けて「頑張ろうと思ったけど、どこか気が抜けちゃったというか。どこか緊張の糸が切れてしまった感じ」と告白しています。
芸能界を生き抜くのは大変なこと。
その道を共に歩んできた友の死は、ヒロミさんにはショック過ぎて精神的にやられてしまったのかもしれません。
ヒロミは干されても、事業家として生活は十分に出来ていた!
ヒロミさん自身はサイドビジネスが本格的になり、その道を選んだことで芸能界をお休みしていたと過去に発言しています。
芸能界で稼いだお金をしっかり残せていて、事業を立ち上げる軍資金がしっかりあったのかもしれません。
ちなみに、どんな事業なのかと言いますと、「加圧トレーニング」を中心とした「Body Conscious 51,5 HIROMI BODY ART」というトレーニングジムの経営です。商品のプロデュースをして、数万個も売り上げる大ヒット!
その他にもスパを経営。これらの事業だけで、年商は3億円を突破したそう。
しかし、芸能界復帰後に「一番儲かるのは芸能界。商売は人をたくさん雇うし、いろいろ大変。」と笑いながら、語っています。笑
ヒロミが10年もの芸能活動休止を経て学んだことが深い!
ヒロミさんはあるインタビューで、10年間休止した理由とその間に学んだことを話しています。
「1回外されたり落ちたりした時、落ちたことを認識することが大事なんだよね。今、自分は落ちましたっていうのを分からないと這い上がれないし、なぜ落ちたのか分からないといけない。性格が悪かったなとか、キツかったなとか、そういうことが自分で分からないとね」
自分が今置かれている立場を理解する、認識することから逃げては駄目だということですね。
「以前は若かったから、自分は100%、120%でやります、だから周りも100%、120%でやってくださいというのが当然でした。いざ、自分が芸能以外の仕事をやってみたら、みんなそんなに一生懸命やっていないんだよね。逆にやられても困る」
あまり力んで100%を求めずに、程よく気負わずにやる方が自分も周りも上手くいくということを、ヒロミさんは休止中に学んだようです。
ヒロミが芸能界に復帰しようと思ったきっかけは、愛妻・松本伊代のある一言だった!
芸能活動休止から10年後、どうしてヒロミさんはまた表舞台に立つことを決めたのでしょうか?
トレーニングスタジオの経営も上手くいっていましたし、ヒロミさんクラスなら生涯困らないくらいの蓄えはあったと思います。
それがどういうきっかけで再ブレイクとなる復帰に繋がったのでしょうか?
ヒロミさんはこう語っています。
「自宅でテレビを見ながら文句ばっかり言っていたら、文句があるならテレビに出て発言すればいいのにって勧められて」
ヒロミさんがママと呼ぶ奥様・松本伊代さんのこの一言がきっかけになったようです。
また、芸能界復帰で大成功した秘訣については、「時代というものがあって、どっかに俺みたいなのにまた出てくれっていう人がいるんじゃなかいかと思っていた」と話しています。
需要と供給がいいタイミングで合致したということでしょうか?やはりヒロミさんは昔も今も、お笑い界には必要な人だと思います。