今回は、俳優の隆大介さんについてご紹介します。
俳優・隆大介さんについて
隆大介さんは、映画やドラマなど幅広く活躍されている俳優さんです。
隆さんは、ヤクザ映画に出演したこともあるとか。
確かに、かなりのコワモテですよね。
また、活躍の拠点は日本ですが、国籍は韓国。本名は、「張明男」といいます。
経歴
東京都出身。
東京都立大森高等学校、横浜放送映画専門学校(現:日本映画大学)卒業。
無名塾に一期生として入塾。
1977年、『姿三四郎』に張明男(本名)の名義で出演。翌年、芸名を隆大介とした。
1980年に黒澤明監督『影武者』の織田信長役で、ブルーリボン賞新人賞を受賞。
無名塾は、俳優の仲代達矢さんが主宰する俳優養成所です。
最初は舞台からのスタートだったんですね。
あのクロサワ映画にも出演し賞を取っています。
華やかな経歴の持ち主ですね。
2014年には、大河ドラマ「軍師官兵衛」にも出演しました。
この画像の前にいるのが「軍師官兵衛」の時の隆さんです。
暴行事件で逮捕
そんな中、隆さんは2015年3月、暴行事件を起こして逮捕されてしまいます。
隆はマーティン・スコセッシ監督の新作映画の撮影のため台湾入りした際、入国審査場で暴れ、空港職員が左ひざを骨折。
傷害と公務執行妨害で逮捕された。その時、隆は飲酒していた。
なんとお酒を飲んで泥酔し、空港で大暴れしたそうです。
公務執行妨害の罪で逮捕されました。
調べていくと、事件に関するより具体的な情報も見つかりました。
2015年3月21日、映画撮影のため東京から桃園国際空港’(台湾)に到着したが、このときすでに酒に酔っていた。
入国審査で入国カードの記入の不備を審査官に指摘され激怒。
大声で何かを叫びながら審査官の左ひざを蹴り、骨折の大けがを負わせた。
その場で取り押さえられたが、なおも怒鳴り散らし、手がつけられない状態に。
空港警察官が取調室に連行したが、そこでも悪態をつき、何度も部屋から出て行こうとした。
通訳が到着し、公務執行妨害と傷害の容疑で現行犯逮捕することを隆に告げた。
手錠をかけられたとたん、別人のように大人しくなったという。
事の重大さにようやく気づいたようだ。
一連の流れを見ると、正直良い大人がするものではない、という印象を受けます。
事件後の状況
これは逮捕から2ヵ月後の隆大介さんがニュース番組に出た時の画像です。
かなりやつれていますね。加害者なので当然なのですが、逮捕されてしまったというのが精神的ストレスになっていたのかもしれません。
現在は、被害者と和解できたらしく、罰金刑により、規定された額を支払い、2015年7月1日に台湾から日本へ帰国を果たした。
そして今は和解し、日本にも帰ってきています。
「入国にふさわしくない人」として台湾入管のブラックリストに記載され、今後は台湾への入国も不可能になる。
ですが、もう二度と台湾には行けなくなったようです。
以前より素行不良?
しかし、関係者各位からは、「いつかはこんなことになると思った」という声も出たようです。
普段からあまり素行が良くなかったことがうかがえます。
「感情の起伏が激しい上に酒癖が悪く、演劇仲間からも徐々に遠ざけられるようになっていき、売れっ子だったのは1990年代までで、2000年代に入ると完全に脇役扱いされていた」
という声も。
確かに、自分の知り合いにこんな人が居ると想像してみると、遠ざけたくなるのも無理はない気がします。
また、隆さんはオフィス隆、アースピクチャーズ、五社プロダクション、東映マネージメントと事務所を転々としているので、以前からトラブルメーカーだった可能性は高いですね。
現在の仕事は?
暴行事件で逮捕されてしまったため、やはり隆さんには厳しい現実が待っていました。
所属する東映大泉撮影所マネージメント部は「隆と話し合いをした結果、契約を解除した」と解雇報告した。
当然ながら、所属していた東映マネージメントを解雇となってしまいました。
「60歳を目前にし、後輩のお手本となる行動を取らなければいけない立場の私がしてしまったことは、あまりにも自覚の足りない行動でした」
そして、この現実を受け、書面で反省の弁をつづりました。
それ以来、ドラマや映画の出演もなくなってしまいました。
ですが、2017年6月から、ケイ・サイドという事務所に所属しているので、復活の兆しは見えていそうですね。
ちなみに、ケイ・サイドは脇役の方を中心に扱う芸能事務所です。
捨てる神あれば拾う神あり、といったところでしょうか…。
嫁や子どもは?
隆さんには奥さんや子供はいるのでしょうか?調べてみたところ、妻子がいる、ということは分かりましたが、詳しい情報はありませんでした。
娘さんか息子さんかも分からなかったため、私生活をあまり明かす方ではないのかもしれませんね。