今回は星野源のパニック障害の噂についてまとめていきます。
目次
星野源のパニック障害・症状について
俳優や歌手で活躍中の星野源さんは、パニック障害を持っているそうです。
パニック障害とはどのような症状が現れるのでしょうか?
それについて調べてみたところ・・・
パニック障害の代表的な症状は以下の通りです。
①突然起こる激しい動悸や発汗
②頻脈(脈拍が異常に多い状態)
③ふるえ
④息苦しさ
⑤胸部の不快感
⑥めまい
といった体の異常と共に
⑦このままでは死んでしまうというような強い不安感
に襲われる病気となっています。
とても辛い症状が起きていることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
この上記のいずれかの発作を「パニック発作」といい、症状が起きる時間として10分くらい、長くても1時間以内だといわれています。
一時的に起きる症状だということがおわかりいただけるかとおもいます。
なので、このパニック発作が起きてしまい、救急車で運ばれたとしても病院につくころには症状が消えていて、血液検査や心電図などで異常があるのかを調べても、異常が見あたらず、時に気のせいなどと言われることもあります。
このことは、パニック障害の症状の特徴の1つともいわれています。
検査をしても体の異常が見つからず、しかしパニック発作を繰り返して苦しむといったことがあげられます。
だそうです。
精神疾患の1つということもあり、感覚的に想像し難い病気なので、周囲からなかなか理解されずに苦しむ人が多い病気なのではないでしょうか。
しかし、日常的にこのような症状が突発的に起こるとなると、辛くて苦しくてたまらないことでしょう。
情熱大陸でパニック障害について語る
星野源さんは過去に情熱大陸でパニック障害について語っていたそうです。
多彩な才能をもつことでも知られる星野源さんですが、芸能界をデビューされる前の学生時代に精神疾患にかかっていて、とても健康に過ごせる状態ではなかったことを情報大陸の番組内で以前、明らかにされています。
とのことで、星野さんがパニック障害になったのは学生時代と語られていたそうですね。
なぜパニック障害になったのかが気になるところです。
それについては、これからご紹介していきたいと思います。
パニック障害の原因①幼少期のいじめ
そんな星野源さんのパニック障害の原因の1つが「幼少期のいじめ」だそうです。
星野源さんがパニック障害を患っていたことに関して、一部ではデマともいわれているようですが、本人が2014年2月23日放送の「情熱大陸」(TBS)内で当時のことを語っているので事実と見て間違いないでしょう。
以下は番組中のテロップの書き起こしです。(youtubeに動画がありますが、音声がカットされているようです)
小三のときにウ○コ漏らしちゃって、しかも体育の授業中で白い短パンで、そこからサーっと出てくるみたいな。
下痢がそこから軽くいじめられるようになって、いま思えば大したことないんですけど、当時はやっぱり何かこうくるものがあったらしくパニック障害になっちゃって、精神科に通って安定剤とか飲んでたんですよ。
とのことで、パニック障害になった原因は、星野さんが小3の頃に「ウ○コをもらしていじめられたから」だそうです。
胃腸が弱かったのかもしれませんね。
「やーい、うんちっち~」
とかっていじめられたのでしょうか?
そのレベルであれば、確かに大人になって振り返るとそこまでたいしたことがない気もしますが、やはり小さい頃は堪えるものがあったのでしょう。
特に繊細でやり返せない子供だったりすると、よりダメージが大きそうですよね。
パニック障害の原因②高校時代は不登校に
星野源さんは、パニック障害の影響で高校時代は不登校になったそうです。
全然治らなくて高校生の時に爆発しちゃったんですよ。
それがバーンって自分の中で学校に行けなくなっちゃって家出られなくなっていわゆる不安神経症っていうのになっちゃったんですよ。
クレイジーキャッツが好きになったのも「黙って俺について来い」って曲があるんですけど「そのうちなんとかなるだろう」って歌詞があるんですよ。
当時の自分、高校生の完全に絶望していてオレはもう完全に狂ってしまうんだって思ってたときに「そのうちなんとかなるだろう」ってあの声で歌われたときにこれを信じるしかないというかそのうちなんとかなるって思うしかないっていうか自分にとってはすごくこうものすごい命綱みたいなものだったんで実際それに助けられたっていうのがすごい強い。
それこそ笑いもそうだし音楽もそうだし自分もそういうことを思ってもらう側になれたらいいなあと思いますけどね。
※2014年2月23日放送「情熱大陸」(TBS)より
テロップからはパニック障害自体がいつ始まっていつ治ったのかはっきりとはわかりませんでしたが、きっかけになる事件が小三で高校の時にも治っていなかったようですからかなりの長期間患っていたようです。
しかし、病気を患い、音楽に救われた経験があったからこそ、作品を作る側に回ることを決意できたのかもしれませんね。
だそうで、星野さんのパニック障害は高校生になっても全然治らず、「不安神経症」にまでなっていたみたいですね。
そして音楽に救われ、今があるというところでしょうか。
だから星野さんの歌には、共感や励まし系の歌詞が多いのかもしれませんね。
星野源は現在はパニック障害は完治したの?
星野源さんのパニック障害は現在完治しているのでしょうか?
それについて調べてみたところ・・・
星野源さんって、クモ膜下出血を克服しただけでなく、パニック障害、不安神経症を克服したのだそうです。
と、あらゆる記事で「克服した」といった情報を目撃したので、星野さんのパニック障害は現在、完治しているといっても良さそうですね。
よかったです♪
星野源がパニック障害を克服した方法
星野源さんはどのようにしてパニック障害を克服したのでしょうか?
それいついて調べてみたところ・・・
そんな状況の中、星野源さんはどのようにしてパニック障害を克服していったのでしょうか。
そのことについて星野源さんは次のように述べています。
「クレイジーキャッツの『だまって俺についてこい』という曲が僕を救ってくれました。(歌詞にある)『そのうちなんとかなるだろう』という言葉に僕は救われたんです。」
学生時代だった当時の自分は完全に絶望していて俺、はこれから完全に狂ってしまうんだと思っていたときに、『そのうちなんとかなるだろう』ってあの声で歌われたときに、これを信じるしかないというか。(中略)自分にとっては、物凄い命綱みたいなもんだった」
と語られていました。
とのことで、パニック障害を克服した方法は「クレイジーキャットのだまって俺についてこい」という曲だったそうです。
「そのうちなんとかなるだろう」というお気楽な歌詞に救われたということは、星野さんは真面目で繊細で思いつめやすい少年だったのかもしれませんね。
そうそう、人生ってそのうちなんとかなるものですよね♪
クレイジーキャッツ『だまって俺についてこい』を聞いて前向きに
星野源さんのパニック障害を救った、クレイジーキャットの「だまって俺についてこい」とはどんな曲なのでしょうか?
それについて調べてみたところ・・・
このクレイジーキャッツは、ボーカルが植木等さんですね。
1964年に発売された曲ということで星野源さんは、学生時代からかなり古い曲を聴かれていたことがわかりました。
植木等さんは皆さんご存知ですか。若い人は名前すら聞いたことがないかもしれませんが、名曲「すーだら節」で日本中を沸かしてくれた名俳優さんであり歌手です。
11年間にお亡くなりましたが、植木等さんが残してきた数々の名曲は多くの人達に元気を与えてくれる曲ばかりです。
だそうで、この曲はYoutubeでも聴けるそうです。
興味ある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
個人的な感想としては、「星野源さんの音楽のルーツがここにある」といった風に感じました。
パニック障害の治療法①認知行動療法
星野源さんが患ったことがあるパニック障害には「認知行動療法」と「自律訓練法」というのがあるそうです。
まずは「認知行動療法」から見ていきましょう。
これは誤った(認知)行動習慣を少しずつ修正し、正しい(認知)行動習慣を身につけるという治療法になります。
たとえば 広場恐怖で、電車に乗れなくなっている場合は、無理やり電車に乗るのではなく、最初は駅の改札口まで行きます。
それが緊張なく行えるようになったら、改札口を通過してみようというように、段階的に少しずつ不安を克服して、誤った認知を正しいものへ修正していく治療法になります。
徐々に恐怖や不安を感じる状況に少しずつ身を置きます。
その環境に慣れていくことで、その行動を認知し、不安や恐怖心を克服していく治療法になります。
だそうです。
わかりやすく例えるならば、足に大怪我を負ってリハビリするような感覚と同じようなものなのではないでしょうか。
怪我を負った後、いきなりスタスタ歩いたり、走ったりできるわけではないということで。
パニック障害でない人間からすれば簡単な行動が、パニック障害の人にとっては難しい行動なのでしょう。
パニック障害の治療法②自律訓練法
お次は「自律訓練法」について見ていきましょう。
これは心と体をリラックスさせる方法を身につける訓練法になります。
パニック障害では、パニック発作を起こしていない場合でも、病気になっていない人に比べて高い緊張を維持していることが研究でわかっています。
常にピンと張った糸のような状態が続いています。
そのため普段なら何でもないことでも、緊張の糸が切れることでパニック発作がパニック障害の場合は起こりやすくなっています。
そのため普段からの緊張度を下げるために、自律訓練法を行い、心と体をリラックスされる治療法になります。
・自律訓練法は背景公式と6つの公式から成っている
自律訓練法は心と体をリラックスさせる治療法であり、訓練法も形式が決まっています。
簡単に紹介します。
背景公式:「気持ちが落ち着いている」
第1公式:「手足の力が抜けている」
第2公式:「手足が温かい」
第3公式:「心臓が規則正しく打っている」
第4公式:「呼吸が楽だ」
第5公式:「お腹が温かい」
第6公式:「額が心地よくて涼しい」
このように自己暗示をかけていくことで心と体のリラックスを得ていく治療法になります。
詳しくは心療内科を標榜されているクリニックや病院に問い合わせいただくのがよいかとおもわれます。
一般のクリニックで実施されていないこともある治療法なので、一度受診される前に問い合わせされるのがいいかもしれません。
とのことです。
まるほど、パニック障害を患っている人はそうでない人より「高い緊張状態にある」みたいで、リラックスが必要とのことですね。
だから星野さんはいじめが原因でパニック障害になってしまったのでしょうか。
からかわれる→傷つく→またいつからかわれるか不安→緊張状態が続く、みたいな。
だから星野さんは「そのうちなんとかなるだろう」の歌詞に、最も救われたのかもしれませんね。
パニック障害の予防法
そんなパニック障害に予防法はあるのでしょうか?
それについて調べてみたところ・・・
さて、パニック障害の症状やなっているかどうかのチェックポイント、お薬について述べてきましたが、やはり何よりもパニック障害にならないことが一番ですよね。
でもどのように普段から心掛けることでパニック障害にならずに済むのでしょうか。
予防するためのポイントをまとめていきます。
主に6つのポイントがありますので、覚えていてください。
①疲れをためない
過労で乳酸が体内にたまると、発作が起こりやすくなります。
②お酢をとる
酢には、乳酸の分解を促す働きがあり、発作の予防に役立ちます。
③お酒やタバコを控える
アルコールやニコチンは、摂取後時間がたつと、不安を引き起こして発作の引き金に。
④カフェインに注意
カフェインに過敏でコーヒーを飲むとドキドキする人は、コーヒーを控えましょう。
⑤汗をかく運動をする
乳酸を蓄積させないためには、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動が効果的。
⑥ 旱寝早起き、規則正しい生活
睡眠不足を避けるとともに、日内リズムを整えて、自律神経を安定させることにつながります。
このように普段から意識することで十分に予防できる方法も多くありますので、なるべくできる範囲から意識してみてください。
だそうです。
上記の「控えたほうが良い行動一覧」が習慣になってしまっている人って、けっこういるのではないでしょうか?
ということは、パニック障害予備軍は世の中にきっとたくさんいるということなのでしょう。
疲れを溜めている方は、できることから気をつけて予防していけたら良いですよね。
以上、星野源のパニック障害についてのまとめでした。